1956-03-27 第24回国会 参議院 法務委員会 第9号
第二に、大村入国者収容所における調査でございますが、ここは元海軍の施設を応急改造した旧収容舎に女子を、昭和二十八年新設の新収容舎に男子をそれぞれ分離収容して、昭和二十五年の末から九千五百余りの人をもっばら韓国に向け強制送還いたしましたが、登録手続違反者の逆送還、一時は受入れの全面拒否、さらに不法入国者のみの送還再開などのいきさつがあったのち、日韓関係の悪化により昨年四月で送還中止となったまま現在に至
第二に、大村入国者収容所における調査でございますが、ここは元海軍の施設を応急改造した旧収容舎に女子を、昭和二十八年新設の新収容舎に男子をそれぞれ分離収容して、昭和二十五年の末から九千五百余りの人をもっばら韓国に向け強制送還いたしましたが、登録手続違反者の逆送還、一時は受入れの全面拒否、さらに不法入国者のみの送還再開などのいきさつがあったのち、日韓関係の悪化により昨年四月で送還中止となったまま現在に至
同月五日 海外同胞救出国民運動費国庫負担等の陳情書 (第一五七号) 朝鮮人の強制送還中止等に関する陳情書 (第一八一号) 海外同胞引揚促進等に関する陳情書 (第二〇〇号) 沖繩の日本復帰に関する陳情書 (第二〇六号) を本委員会に送付された。 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 国際情勢等に関する件 ―――――――――――――
次は外務大臣にお尋ねいたしますが、ソ連地区に残つておりますところの同胞の送還につきましては、総理大臣、外務大臣の御説明にも少しありましたが、勿論、連合軍司令部の絶大なる厚意に私たちは大きな期待を持つておるのでありますけれども、送還中止になりました四ケ月間の二十万の送還は、解氷と同時に一月五万をプラスして頂いて、そうして送還して頂くよう、又是非共本年中には全部の引揚が完了して、四年目の冬を迎えることがないように